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展示予定

グループ展「NICHE BIENNALE」
2026年3月17日(火)〜3月28日(土)
和田画廊(銀座)
故・西村冨彌先生が主宰していたNICHE GALLERYで展示していた作家たちによる展示。

グループ展「タイトル未定」
2026年3月21日~3月22日
ギャラリー彩光舎(浦和)
「美術家が生まれる場所プロジェクト」による、中学生たちが展示企画をする3人展に参加します

グループ展「タイトル未定」
2026年5月11日~5月16日
ギャラリームサシ(銀座)
遠藤彰子先生と、その教え子たちによるグループ展。

個展「タイトル未定」
2026年7月
ミシン(八王子)
八王子にある素敵な美容室で展示をします。ちゃりん祭と同時開催の予定。

2026年カレンダー発売中

2026年のカレンダーをつくりました。
このために描き下ろした馬の絵から、再来年1月の羊の絵まで、13ヶ月間の月めくりカレンダーです。

展示アーカイブ

過去の展示アーカイブをまとめて、ちょっとずつ更新してます。

個展『COLORS

日時:2016年10月1日~10月10日
会場:NANATASU GALLERY(西麻布)

ドットのパターンを用いて、カラフルな色彩やバルーンで構成した展示。
見た目はかわいいけど、複雑なコンセプトを詰め込みすぎた展示でした。

代官山王国

レセプションでは代官山王国の3人に演奏していただきました。

バルーンとステンシル

テラスには絵に合わせて、カラフルなバルーンをたくさん浮かべました。
中空にバルーンが浮かんでいるのが理想だったけど、風で絡まりまくるので日に日に紐が短くなり、最終日にはほとんど地面に置いてあるだけみたいになっちゃいました。
トートバッグにステンシルをするワークショップもしました。

ドットシリーズ

ドットパターンで描いた作品をつくりました。
このドットは、
①紙にインクを垂らして偶然できるドットを大量につくる
②そのドットをスキャンしてデータ化(ベクター化)する
③ドットデータを整理して配置し、ステンシルの型をつくる
④ステンシルの型に、絵の具やスプレーで偶然のにじみを使って着彩する
という手順を踏んで描いています。

偶然(インクを垂らした形やにじみなど)と必然(データ化や配置など)を、何度も行ったり来たりした結果を絵にしてみるという実験でした。
ビジュアル的にはDamien Hirstのドットパターンなどを引用しています。

そんな複雑なことをしているのに、まったく説明のない展示でした。
毎日在廊していたので口頭では説明したけれど、ちゃんと説明書きも用意すべきだったと反省しています。
コンセプト自体は面白いと思うし、今ならもっとうまくやれるはずなので、再挑戦したい展示の1つです。

“飛べないはずの鳥は -明円光「COLORS」をめぐって”

明円光といえばラバーダック、所謂「おもちゃのあひる」である。個展を訪れるたびにその群れに迎えられること数回。いつしかこのモチーフは作家の出身地・北海道を舞台とした「幸福の黄色いハンカチ」の感動的なラストシーンと筆者の脳内で重なり合い、有名な絵画作品等に着想 を得たシリーズのヴァリエーションとして「ハンカチの代わりに彼らが隊列をなして青空を泳ぐような光景」を描いてくれないかしら、とさえ勝手に思っていた。
その作家が、あひるから離れる決意をした。さらには、あひる以上に長く関わってきた油彩技法や着実な具象表現とも距離を置き、偶然性や不確かさも取り入れながら新たな表現を探求しているという。今回の個展では「カラフル」をテーマに制作したなないろの水彩やオープンエアーのインスタレーション等を発表。子ども達のためのワークショップも用意され、オープニングには音色という色も添えられる。
そんなわけで、飛べないはずの鳥はあっという間に彩りのたわむれへと昇華してしまった。あのキュートな瞳やくちばしにもう会えないのは少し淋しい気もするけれど、本人曰く、個展を「ハッピーな空間」としたい気持ちはこれまでと変わらないとのこと。
空即是色色即是空。しばしその変容の様子を眺めることにしよう。

文・山内舞子/キュレーター

 

個展『あひる、光る、ノエル。』

日時:2015年10月10日~10月18日
会場:NANATASU GALLERY(西麻布)

クリスマスをコンセプトにした展示。
4mのツリーに光るあひるを飾りました。

光るあひるツリー

服屋さんみたいに、季節をちょっと先取りしてみようと思い、10月の展示でクリスマスをテーマにすることを企画しました。
大きなツリーに、LEDライトを挿して光る無数のあひるを飾りました。

あひるリース、写真作品

クリスマスリースの上にあひるを載せた絵を描きました。
初めての、写真の作品をつくりました。
この頃より、額装などいろいろ上達したと思うのでまた挑戦してみたいです。

僕を幼少期から知っている、絵本編集者の知人にステートメントを書いてもらいました。

今年の6月、京王プラザホテルでの展示につくづく嘆息した。なんと苛酷な試練に立ち向かっているひとなんだろう! と。
会場を埋めつくす、スケール感も手法も多様なアヒルの作品群。これらはすべて、「アヒルを描く自分」を客観化し、自
己をパロディー化していくことなしには描けないものだと思う。それはマトリョーシカの外側を、えんえんと作り続けていくような、苛酷で終わりのない作業なはずだ。
でも、彼の作品群にはウェットなものはちっとも感じられない。アヒルたちはひたすら明るく、楽しげで朗らかだ。それは、モデルのキャッチーさによるものだけではないと思う。
それはきっと、すごく単純なことなのだ。
彼は、絵を描くことが好きで好きでたまらなくて、ずっと描き続けていたくて、描き終わりたくないひとなのだ。
なんだそんなことかと拍子抜けするかもしれない。でも、そんな一途な衝動をずっと持ち続けていることに、わたしは感動する。彼の幼少期を知っているから、なのかもしれないけれど。真っ白な画用紙を前にしたときの高揚感を、今も変わらず持ち続けているってすごいことだ。
だからきっと今日も彼は、絵画教室に通っていた光くんのまま、アヒルを描いているんだろう。その楽しくも苛酷な格闘の軌跡を見続けていられるのは、幸福なことだ。

絵本編集者/佐々木紅

 

個展『あひる』

日時:2015年6月1日~6月10日
会場:京王プラザホテル ロビーギャラリー(新宿)

新宿の京王プラザホテルでの初めての展示。
2フロアのギャラリーと、ロビーに点在する大きな壁面を使用した、とても大きな展示でした

大きなあひるの絵

ロビーにある1番大きな壁には、1.6×7.2mの大きな絵を展示しました。
ホテルのロビーという、パブリックな場所に初めて絵を飾りました。
とても目を惹く巨大な黄色いあひるに、多くの人が足を止め記念写真を撮っていました。

1万個のあひる

2部屋あるギャラリーの1つには、床に1万個のあひるを敷き詰めました。
ロビーから階段を降りた先に、あひるで埋め尽くされた真っ黄色な光景が現れます。
そのあひるに色を塗るワークショップも開催しました。
会期の後半には、噂を聞きつけた多くのあひるファンが訪れてくれました。

プールに浮かぶあひるの絵

NANATASU GALLERYでつくったあひるのプールを絵にしました。
他にも、鳥かごやグラスの中など、様々なモチーフと組み合わせたあひるの絵を描きました。
会場が広くて大きな絵ばかり描いていたので、小さな絵の細かい描き込み作業が逆に息抜きになりました。

 

個展『あひる』

日時:2013年11月2日~11月10日
会場:NANATASU GALLERY(西麻布)

西麻布にあったNANATASU GALLERYでの、最初の展示。
このギャラリーでは、以降も毎年様々な実験的な展示を試しました。
「子どもでも楽しめる展示」という、その後の活動の根幹となるテーマを初めて体現した展示でした。
あひるのプールを作ったり、ぬり絵コーナーを設けたりと、今日まで続く開放的で遊び心のある展示の原点となりました。

なないろのあひる

メイン作品は、7色×7枚の縦長キャンバスを並べた「なないろのあひる」
会場のNANATASU GALLERYが、ラッキーセブンの「七」に「+」が由来であったことから、「7」をテーマに据えました。
七色のレインボーカラーの背景にアヒルという、超ハッピーな絵を描きました。
他にも、小さな絵を7点制作するなど、「7」を意識した構成としました。

細長いキャンバスが好きです。
これは、日本の掛け軸や屏風絵、あるいはスマホサイズの影響かもしれません。
7枚組の作品ですが、1枚ずつを独立した作品として見てもバランスが保たれるよう、構図を緻密に計算しています。

スノコ

スノコに描いた絵もありました。
そういえば学生の頃から、キャンバス以外のものによく絵を描いていました。
ホームセンター、スーパー、100円ショップなど、どこへ行っても「これは画材や支持体に使えるかも」と想像してしまう癖があります。

あひるのぬりえと、あひるのプール

あひるの輪郭線を印刷した画用紙にぬり絵をしてもらうワークショップを開催しました。
展示中に来てくれた子どもや大人たちに色を塗ってもらい、完成した絵は壁に飾りました。
自分が小学生だった頃、夏休みの宿題などで描いた絵が壁に貼られるのが嬉しかった記憶があるので、ギャラリーの壁に飾られるってきっと嬉しいんじゃないかと思って企画しました。

屋外テラスには、無数のあひるが浮かぶプールをつくりました。
金魚すくいのように、ポイですくって持ち帰ることができます。
(入場無料の展示でお土産付き。大赤字でした。)

子どもでも気軽に入ることのできる展示

この展示以前は、壁に絵を飾るだけの普通の展示をしていました。
当時僕がアートスクールで教えていた小学1年生が見に来てくれて、静かで厳粛なギャラリーの雰囲気に非常に緊張している姿を目にしました。

「その子に、もっとリラックスしてアートを楽しんでもらいたい」という想いが、ぬり絵やプールといった企画を始める原点となりました。
(その子は今、僕と同じ美術大学の学生になりました)
会場で音楽を流したり、僕自身がTシャツなどのラフな格好で在廊するようになったのも、「しーんとした静かな会場は嫌だ」という思いからです。

今は当時より、アニメの展示や芸能人によるアート展など、気軽に入れる展示が増えたように思うし、それは素敵なことだと思っています。小さな頃からたくさん美術館やギャラリーを見て、アートが好きな人たちがたくさん増えたらいいなと願っています。

 

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